栗駒山登山で前日に宿泊したのは、山麓にあるペンション「風乃彩(かぜのいろ)」でした。前日に宿泊可能な宿探しをしたので、栗駒温泉郷にある公共の宿と温泉旅館は当然満室でした。栗駒高原まで下りてしまうと、翌朝いわかがみ平までのアクセスに時間がかかる…。そこで役に立ったのが
栗原市公式サイトの「周辺の宿泊施設一覧」と栗駒山の交通案内、周辺施設などの情報を掲載したチラシ「まるごと栗駒」のpdfファイルでした。
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栗原市公式サイトホーム / 観光案内 / 自然 / 栗駒山電話してみると急なのに何とか宿泊させてくださるそうで、いわかがみ平へも車で20分とのこと。ラッキーでした。ところが予約後の夕方電話すると留守番電話だったり、当日到着したら「本日休業」の看板がかかっていたりで不安に…。しかし直後に着いた車から降りていらしたのがペンションの奥さんで、お客様がいない日は自宅に帰られているとのこと。なので、もし電話をして留守番電話でも心配無用です。

「風乃彩」の食堂
まったく宣伝をしていないそうで、宿泊客の大半はクチコミで知ったりリピーターさんとのこと。確かにネットでの情報も、ひとつ、ふたつ程度でした。ほとんど情報を得られないまま行ったのですが、とても素敵な宿でラッキーでした。食堂や部屋の窓からは緑の木立が見え、とても清々しいです。
ロビーや廊下、屋根裏を利用した中2階のコーナーを利用して、フランス刺繍の作家の作品展が催されていました。
続きで詳しく。

「風乃彩」のお部屋
建物はまだ新しく、お部屋も掃除が行き届いていてきれいです。写真はお客さんがいなかった部屋で、3人で泊まった私たちの部屋はもう少し広い部屋でした。アメニティは浴衣、タオル・バスタオル・歯ブラシセットで、布団も上げ下ろししてくださり旅館と変わらないサービス。

「風乃彩」の浴室
浴室はペンションにしては広くて設備が整い、大きく取った窓の外の緑が気持ちがいいです。温泉ではありませんが深層水の循環風呂で、24時間入浴可能。韓国式サウナの「黄土汗蒸幕」が自慢だそうで、疲労回復に効果があるそうです。
※「黄土汗蒸幕」については「風乃彩」の姉妹施設の「汗蒸幕のゆ」をご覧ください。
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汗蒸幕のゆ
夕食の前菜
お料理もおいしかったです。前菜から順番に出来たてのお料理を運んできてくれます。ヤマメはフライと塩焼きで。ご飯も美味しく炊けていて、夕食も朝食も具沢山のお味噌汁で満足。朝食時間は出発時間に合わせて便宜を図らっていただけて、登山者には特に有難いです。

オーナーのマンドリン演奏を聴く
オーナーはお酒と音楽好き。同宿したグループはリピーターさんらしく、夕食後に「そろそろ聴かせてください」とオーナーに注文すると、「もう少しお酒が入らないと…」と言いながらもまんざらじゃなさそう(笑)クラシックに古賀メロディにとマンドリンの演奏会。最後にギターも弾いてくださり、秋の旅の夜を楽しみました。

食堂テラスからは栗駒山が一望
翌朝早朝、どんよりした天気ながらも食堂のテラスからは秋色になっている栗駒山が一望できました。

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posted by Masako at 17:06
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旅・山旅・温泉
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お風呂も広くていいですね!
栗駒山の写真が、毎日新聞の
1面にでかでかと載ってました。
載っちゃったらなおさら渋滞するだろうな〜。
中には家庭用ポリバスなんていう民宿もあるから。
毎日新聞の記事、ヤフーで見てみました。
山はもう終わりで、これからは麓の観光での観光客が主体かな。
週末は交通規制があって、マイカーはいわかがみ平までは入れないみたいよ。
あ、でも交通規制もそろそろ終わりかも。
お風呂からの景色がいいじゃないですか。
外から丸見えみたいだけど、そこは東北ですからってことかな?(笑)
お風呂の窓の向こうは林です。
ゆるい崖で遊歩道もないし、丸見えでも安心です(笑)
というか、な〜んにもない所なので、おそらくオンシーズンでも
あんなとこ歩いている人はいないと思う…(笑)