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2007年08月09日

新穂高温泉 槍見館

奥飛騨温泉郷の新穂高温泉と福地温泉に泊まり、温泉三昧の旅をしてきました。
今年の夏山山行は新穂高温泉からの双六岳のはずだったのですが、台風5号の到来で天候が悪くなり中止に。下山後の癒しの温泉として8月5日に新穂高温泉、そして6日に福地温泉の宿を予約していました。そこで6日に西穂高岳の丸山ピークまでの登山をし、ふたつの温泉地でのんびりしてきました。

参考サイト→奥飛騨温泉郷



新穂高温泉 槍見館
槍見館
地図
新穂高温泉は奥飛騨温泉郷の最奥にあり、北アルプスの西穂高岳・笠ヶ岳・双六岳の登山口でもある。蒲田川沿いに温泉旅館が点在する新穂高温泉は、湯量が豊富で露天風呂自慢の宿が多いのが特徴。例えば水明館佳留萱山荘の大露天風呂は有名。また近年新しく魅力的な宿(例えば今田館など)も増えているようで、宿選びも目移りして困るくらいだ。

私は登山を始める以前の観光旅行で穂高荘山のホテルに宿泊したことがあり、登山を始めてからは新穂高ロープウェイに最も近くて便利なことから、ホテル穂高(新穂高ロープウェイと経営は同じ)を2度利用(宿泊)していた。今回はかつて「槍見温泉」と呼ばれ登山者に愛された歴史を持つ槍見館に泊まることにした。

【建物・雰囲気・サービス】
槍見館数年前にリニューアルされた建物は、山宿というより中高年や女性客が好む落ち着いたフォークロアな雰囲気の宿だった。庄屋の建物を移築したそうで、重厚な木材の力強さに感じ入った。

囲炉裏の間ロビー脇には囲炉裏の広間、ロビーから続く蔵が離れの入り口、山からの引き水で冷やされている飲み物類…絵になるロビーなのだが写真を巧く撮れなくて残念。部屋に通されて驚いたのが、がっしりとした古建築材を使った梁。続き部屋の板の間には懐かしさを誘うような文机。廊下の調度品共々、古い家具や骨董品の趣味が良い。

手提げかご感心したのはお風呂に行くときにバスタオルや着替えを入れて行くようにと、写真の手提げかごが部屋に用意されていたこと。紺地の生地を使用したのとの2種類で、それぞれ大と中。かごの中はリボンの共布での巾着袋なので、口を絞ればかごに入れた着替えもカメラ(笑)も人目につかない。

 では、かごを下げてお風呂に行こう!(続きで)


【お風呂】
槍見館の女性用内湯「かかの湯」先ずは内湯(大浴場)へ。檜の浴槽がふたつ、それぞれ泉質が異なる「槍見の湯」と「穂高の湯」がある。大きく取った窓からは蒲田川越しの山並みが見えて気持ちが良い。翌朝には槍ヶ岳の先鋒も望めたし、実は露天風呂の「槍見の湯」よりかえって広々とした展望なのである。

露天風呂の小路露天風呂は蒲田川に沿って建物の下にあり、両端の出口双方から行くことができる。露天風呂のはしごをしながら小道を散策するのが楽しい。小道にはヘビも散策(笑)
露天風呂3つに貸切風呂4つ(離れ宿泊専用を除く)もあり、一泊ではさすがに全て入ることができなかった(笑)

槍見の湯「槍見の湯」。槍見温泉の由来となった河原に突き出て渓谷の奥に槍ヶ岳の先鋒を眺められる露天風呂。写真は到着日の夕方で、雲っていて槍ヶ岳は見えなかった。翌朝5時に起きて真っ先に行くと槍ヶ岳が…。混浴だが誰も入っていない。意を決して入浴。落ち着かないものの最高の気分。

「槍見の湯」からの槍ヶ岳ちなみに槍ヶ岳はこんなふうに見える。遠くて迫力はないものの、山好きはこれでも感動するのである(笑)

岩見の湯(女性専用)「岩見の湯」は女性専用露天風呂。夜には混浴の「満天の湯」(別名「山男の湯」)に男性入浴客が居ないのを見計らい入浴。「槍見の湯」が男女別脱衣所が接近し、お風呂も小さいのに比べ、「満天の湯」は大きなひょうたん型のお風呂で脱衣所が離れているため、混浴だが割合安心して入ることができる。夕方の雲が払われてまさに満天の星を眺めながらの温泉堪能だった。

貸切風呂は屋根があるので半露天風呂のような感じ。
ほたるの湯幡隆の湯
左:ほたるの湯 右:幡隆の湯

森の湯なごみの湯(足湯)
左:森の湯 右:なごみの湯(足湯)
「森の湯」は打たせ湯と浴槽の湯小屋で、ブランコと滑り台がある。お子様向き?ほかにジャグジー仕様の「渓流の湯」がある。

泉質は肌に柔らかい単純泉。全てのお風呂が源泉かけ流しである。

【お料理】
夕食の膳奥飛騨といえば飛騨牛に朴葉味噌。飛騨牛の瓦焼き(陶板焼き)を朴葉味噌でいただく。それに山菜、そばを上手に使った体裁が良い八寸、飛騨牛とマスのお造り、山野草の天ぷら、鮎の塩焼きなどなど全て美味しかった。特に美味しかったのが岩魚の土瓶蒸し。これ絶品。最後の食事(ご飯)は鮎雑炊。ご馳走三昧で既にお腹一杯の中高年は、白米はもう入る余地ナシなのにお椀一杯ペロリだった(笑)
朝食の手作りざる豆腐も朝は食欲がない私にはうれしい献立。また焼きサバのほぐし身とキノコの具の鍋仕立ての味噌汁も、味わったことがない美味しさだった。

実は翌日宿泊した福地温泉の「湯元長座」も庄屋の建築を移築して、建物良し、雰囲気良し、お風呂良しの人気の旅館である。もちろん「長座」もたいへん良かったのだが、山好きの私には槍見館のお風呂の展望に勝るものなしという印象だった。そしてお料理については私は槍見館に軍配をあげたい。私の中では槍見館は、「日本秘湯を守る会」スタンプラリーの特典で招待してもらう宿の候補として現在1番手である。

※福地温泉「湯元長座」については次の記事→福地温泉 湯元長座
※西穂丸山の山行記録はこちら→西穂丸山
タグ: 温泉

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posted by Masako at 17:53 | Comment(1) | TrackBack(0) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またまた素敵な温泉旅行してきたんですね。
槍見館は、日帰り500円だったので、
ほんと入りたかったけど、時間が合わなくて残念でした。
こんなにたくさんお風呂があるんですね。

槍見のあたりから、槍が見えました。
山を見ながら温泉なんて、最高ですよね。

あと、食事がまたまたおいしそう。
鮎雑炊って、すごくおいしそう。
Posted by いく@しずおか at 2007年08月15日 12:26
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