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2007年07月18日

お掃除ロボット ルンバの使用感

お掃除ロボット「ルンバ(ディスカバリー)」を3週間使ってみての感想です。

自動掃除機ルンバ(iRobot社)

【吸塵力】
きれいになるのか?
きれいになります。私が今まで使っていた紙パック式掃除機(10年選手)は、ブラシがパワーブラシでもなんでもなく単に吸い込むだけのタイプだったので、私が今まで“手動で”掃除機をかけていたときよりよっぽどきれいになります(笑)

実は初めの頃ルンバに付いて回っていたときには、ルンバがすぐ脇のゴミがセンサーに捉えられないのか素通りするのを見て苛つきました(笑) また排気でゴミを飛ばしてしまうのを見ても首を傾げました。でも大丈夫。放っておけば結局は隈なく嘗め回すようにしてきれいにしてくれます。

ルンバ裏面

写真はルンバをひっくり返した裏面です。ゴムブラシ(2)と毛ブラシ(3)が高速で回転し、落ちているゴミだけでなく畳や絨毯の中のゴミも掻き込んで吸い込みます。
ただしダスト容器やフィルター部分のゴミが溜まっていたり、ゴミ察知センサーが汚れると吸塵力が落ちるようです。

部屋の隅や壁際は?
ルンバの構造上きれいにならなくても仕方がないと思っていたのですが、不満が募るほどでもありませんでした。というより意外や意外、結構きれいになっています。エッジクリーニングブラシ(1)が高速で回転し壁際のゴミをかき集めて吸い込みます。どうしてもブラシが届かない1センチ程度は吸い残しになるわけですが、これは普通の掃除機とて同じでしょう。数日に一度、隅や壁際を手元ブラシに付け替えた掃除機かホコリ吸着クロスなどできれいにするしかありません。

続きで「音」と「お手入れ」のことなどを…

【音】
紙パック式回転ブラシタイプと同じ程度…と私には思えます。ちなみにフローリングより畳のほうが若干騒々しくなります。音の感じ方は人により千差万別なので、音の静かさを重視するなら売り場で確かめることをお勧めします。

【排気】
排気量が驚くほど少なく、埃を舞い上げません。これは文句なく満点。

【掃除時間】
使用初日は8畳の和室をクリーンモードで掃除したら1時間近くかかりました(前日に掃除していても)。クリーンモードというのは、きれいになり掃除を終了すると充電器に戻るか、充電器に行き着けない場合は運転を一時停止するというモードです。ところが数日経過すると同じ和室の掃除時間が30分足らずになりました。どうやら「人工知能」とやらで効率的な走行を学んでいくようです。

ただしこの頃では目で見てきれいになったら、あるいは時間を見計らい、ルンバを次の部屋に持ち運ぶこともしています。

実は購入したときにルンバの販売会社セールス・オンデマンド社の販売員から、常に「maxモード」で運転させるのがバッテリーを一番長持ちさせるというアドバイスがあったので、最後の部屋は「max」のボタンを押して掃除させています。フル充電で1時間半から2時間動くのですが、バッテリーが減ってくるとパワーボタンがオレンジ色になり、残り僅かになると赤く点灯します。ところが要充電の赤ランプになってもかなりの時間動いています。

【その他】
段差の問題も我が家の場合は問題なし。玄関から落ちることもないし、ラグマット、キッチンマットは乗り越えています。玄関マットのフリンジは下に折り込んで対処。そのため少し乗り越えにくそうでキイキイ言ってますが(笑)大体越えてます。たまに引っかかると警告音で知らせます。

初めは家具や壁にぶつかる音が気になりましたが、別に家具が傷つくわけではなく、ルンバ自身のバンパーの音です。デリケートな高級家具の場合を除けば、問題ありません。

【付属品】
赤外線を発信してルンバの進入禁止区域を作る「バーチャルウォール」。
和室を除く洋室・LDK・洗面所・廊下が全てバリアフリーのフローリングという我が家では、この「バーチャルウォール」器2台を重宝して使用しています。キッチンはキッチンで終らせて次にダイニング部分というように、区切って掃除したほうが走行が効率的だからです。

【お手入れ】
サイクロン式はフィルターの手入れが必要ですが、紙パック式ならほとんどお手入れはしなくて済みます。ルンバは紙パック式ではないのが辛いところ。それもゴミ容器が満タンにならなくても毎回始末しなくてはなりません(この頃は2回に1回になってるけど)。実はゴミ容器よりもフィルター部分にべったり付着する埃が問題。これだけ付着すると始末しなければ吸塵も落ち、故障の原因にもなります。取り扱い説明書には「フィルターの掃除はゴミ箱の中で軽く叩け」とありますが、別の一般的な掃除機で吸い取ってしまうのが手っ取り早いです。ゴミ容器のゴミの始末も同様です。

毎回ゴミ容器を空にしてフィルターの埃を取り除くのですが、1週間に1回程度はもう少し徹底的な手入れもしなければなりません。前輪に絡みついたゴミがあれば、取り外して掃除。

次にパワーブラシ部分。まず安全のために写真のバッテリー(4)を外してから、ゴムブラシ(2)と毛ブラシ(3)を取り外します。ブラシの軸や隙間に結構埃がついたり絡み付いています。ブラシを装着する基盤の下にも埃が入り込んでいるのですが、この基盤は外せません。別の掃除機の隙間ノズルで吸い取れる限りは吸い取りましたが…。ブラシを外すと小さな丸い金属ブレートがあり、これがゴミセンサー。埃で曇っているので拭き取ります。パワーブラシを取り付けます。

本体側面にある側面センサーや段差センサーを綿棒で軽く拭く。それにバンパーと本体の隙間とか…掃除機なのにとにかく埃が大敵(笑)
毎回のお手入れは簡単に終りますが、週に一度のお手入れは20〜30分はかかります。また精密機械だとかでおろそかにがさつには扱えないので、お手入れの最中は気が張ります。
手入れに関しては覚悟しておいたほうがいいかもしれません(笑)

【経済性】
本体が決して安くないうえ、消耗品(フィルター、エッジクリーニングブラシ、寿命は約1年のバッテリー)の値段も安くはなく、おまけに年に1回のメンテナンス(保障期間の初年は無料)が必要と、はっきり言ってランニングコストがかかります。

【結論】
毎日きれいな部屋で暮らしたいのに、お勤めやその他の理由で掃除機をかける時間的ゆとりのない人なら、お手入れと経済性のデメリットを考慮してもお掃除ロボットの利便性には満足できると思います。スケジュール(予約)機能がないタイプのディスカバリーでも、出かける前にスイッチポンでOK。帰宅したらきれいな部屋で快適なはず。

手入れ方法も馴れればそれほど面倒でもなさそう。要は一般的な吸い込み式掃除機を活用すれば良いのです。だからルンバは2台目の掃除機(メインがルンバでも)だと考えて購入したほうが良いです。そもそもルンバが掃除できるのは床面だけですから。

最後に高齢者の場合ですが、人によっては手入れが面倒で使いこなせないかもしれません。高齢になると視力も気力も衰え、細かい作業が苦になるからです。

若い人には想像がつきにくいかもしれませんが「掃除機をかける」という仕事は、年を取ると人によって差があれど必ず億劫になります。どんなにきれい好きな人でも掃除魔でも、きっとそうなります。掃除機を出してきて部屋で引き回して掃除して、部屋ごとに移動して…というのにエイッという気合が必要になってきたのはいつの頃からか…。前かがみの姿勢で腰も痛みます。そんな自分を自覚しだした私なので、手入れの手間も経済性も承知で飲んでルンバを購入したわけです。

現時点では大満足。購入してよかったと思っています。

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※ルンバを使って3年の間に思ったことなどです→掃除機の話
タグ:便利品

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posted by Masako at 19:31 | Comment(4) | TrackBack(0) | impression | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
掃除魔の私ですが、確かに掃除機の出番は減ってきています。
ルンバの高機能には、魔の私も脱帽です。
初任給でのプレゼントはルンバにしてと、息子に頼みました。

Posted by ももちゃん at 2007年07月19日 07:38
掃除魔さんが指で床をなぞっても、満足できるくらいにきれいになりますよー(笑)
息子さんがプレゼントしてくれる頃には、お掃除ロボットはもっと進化してるかもね。

Posted by Masako at 2007年07月19日 10:53
詳細なレポート 興味深かったです。
お手入れが結構大変だけど、
他に満足できる部分の多いそうですね。

私は掃除魔は中程度だと思います(笑)
掃除というより、どちからと言うと
捨て魔かも。。。
Posted by いく@しずおか at 2007年07月19日 22:58
私は昔は掃除魔というより片付け魔だったなあ。
今はちゃらんぽらんなんだけど(^^;
ところが片付けて取って置く「溜め込み魔」。
使わないものは悪魔や鬼になって捨てなくちゃ
いくらルンバが掃除しても部屋はきれいにならないです(笑)
Posted by Masako at 2007年07月20日 00:17
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