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2006年04月07日

阿蘇の旅(3)

南阿蘇観光
〔4月2日〕黒川温泉へ移動するのに九州横断バスを草千里から予約していた。しかし午前中は大雨になるらしいので、草千里まで再び登り返したくないし、そもそも旅の前半が雨の場合に予定をずらして山に登れるようにとの計画である。草千里から阿蘇駅までの区間をキャンセルした。空いた時間を利用して観光をすることにしたのだが、どこへ行くにしても公共交通機関利用じゃ不便である。旅館のフロント係りにも相談したが、結局タクシーを頼むなら運転手の方が詳しいから…とのこと。ごもっとも。

付近に桜の名所もあるが、熊本市内は満開でも阿蘇高原では開花し始めたばかり。「白川水源」くらいしか行ってみたい所がない。で、運転手氏が「見ていないなら是非見るべきだ」というアドバイスに従い、まず火山博物館へ。実は10年以上前に夫婦で九州を観光旅行したときに阿蘇山にも寄っていて、火口西には来ていた。だが火山博物館には寄らなかったような…。それより垂玉温泉から山上(草千里)へは車で20分ほど、という言葉にショック…!

ガッカリしたのは2時間かけて歩いて下ったのに車ではたった20分…ということよりも、なあんだ、草千里までタクシーを使えば九州横断バスの予約はそのままでもよかったじゃないかということ。車を運転しない2人には思いつきにくいことだったのだ。阿蘇駅までの電車での移動も楽しみだし、山の上はホワイトアウト(真っ白で展望なし)だから、まあいいか(笑)

さて、火山博物館だが展示物はともかくとして阿蘇山の成り立ちを見せるジオラマが少し"チャチ"だったり、マルチスクリーンの映像が古すぎ。どう見ても1970年代のフィルムでピンボケ。なので敷設のお土産店でも買い物せず(笑)

阿蘇火山博物館

結局タクシーを貸切とし白川水源へ。山上は強風、麓に下りれば雨。ところが白川水源見学中は雨が止んだ。

白川水源白川水源 水汲みの人々

水源地に続く参道のお土産店では、空のペットボトルを売っている。ポリタンクを持った人々が行きかう。水源地にはなんと汲むのに便利な大きな漏斗まで用意してあった。で、ひしゃくですくい飲んでみたのだが…特に美味だと思えなかったのは、前夜からの降雨のせいかな(笑)

関東には富士山の伏流水の名所が幾つかあり、「忍野八海」や「柿田川湧水群」が有名で私はどちらも訪れている。 忍野八海も白川水源同様観光名所として多くの人が訪れ、しかも周囲は宅地化されてきている。そのせいなのか、湧水群のなかには枯れ始めているのもあるのを見ている。しかし柿田川ではトラスト運動により多少なりとも自然環境が守られているため、湧水量も豊富でその水の澄み切った美しさには驚いた。白川水源の水の源である阿蘇山に登って観光地白川水源を見ると、いろいろ考えさせられたのである。

参考ページ→よかとこBY・白川水源
参考ページ→柿田川みどりのトラスト

2日間の登山中の昼食はパンやコンビニのおにぎりだったので、美味しいランチをと思いタクシーの運転手さんに相談。高森(南阿蘇鉄道)の郷土料理をアレンジした田楽料理が有名だそうで、案内してもらうことにした。白川水源見学の間にタクシーの運転手氏が、囲炉裏で田楽を焼く間の待ち時間を見込んで予約をしておいてくれた。高森へ車を走らせるあいだ、雷を伴った土砂降り。こんな天気じゃタクシーによる散財もやむなしかな。店の玄関まで私たちの荷物を持って案内してくれるのを遠慮して断ったら、「いえ、行きます」。あ、タクシー運転手とお店の協定なんかがあるワケね(^^;

田楽森の中に民芸調の店。なかなか雰囲気がいい。運転手さんに任せきりだったがコース料理のみで満腹になり、料金もリーズナブル。他にも田楽料理の店はあるらしいのにこの店が人気らしくて、土砂降りだというのに店を出るときには順番待ちの人で玄関がごった返していた。

阿蘇高森田楽の里

南阿蘇鉄道南阿蘇鉄道高森駅から立野に向かう。南阿蘇鉄道は高森〜立野区間でトロッコ列車を運行している。時間が合わないのと天気が悪いので、残念ながら普通の電車(1両編成ワンマンカー)を利用した。ちなみに垂玉温泉への路線バスが出る阿蘇下田駅〜正しくは阿蘇下田城ふれあい温泉駅には駅舎内に温泉入浴施設がある。また隣駅の駅名は「南阿蘇水の生まれる里白水高原」。駅名だけでなく、それぞれ工夫した変わった駅舎もいかにも第三セクターという感じ(笑)

単線のための待ち合わせで運行が6分遅れ、立野駅で接続するJR豊肥線(阿蘇高原線)の電車に間に合わなくなったとの電車の運転手のアナウンスがあった。乗り換える予定の人は申し出るようにとのことなので慌てて運転手席まで行った。運転手が無線で連絡したので、阿蘇高原線の電車は立野駅で私たちを待っていた。電車が停まるホームまでダッシュして乗車。この電車に乗れなくては予約してある黒川温泉行きのバスに間に合わなかった。こんなハプニングも電車の旅の面白さである。

南阿蘇鉄道トロッコ列車

※阿蘇の旅(4)--黒川温泉に続く

登山の山行記録はホームページにあります。
阿蘇山/高岳・中岳・烏帽子岳
タグ: 温泉

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posted by Masako at 23:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
田楽おいしそう… じつは温泉より食い気のわたしです。魚田がおいしそうでーすっ。
Posted by ろくのママ at 2006年04月10日 16:14
えっと、魚はヤマメだったかな。
旅館の夕食で、三日三晩山女の塩焼きが出たもんで、このお店では夫にあげちゃいました。
私、実はちょっと苦手です(^^;
ご飯は「白米」、「五穀米」、「麦飯」から選べて、竹を利用した器で出てきましたよ(^^)
Posted by Masako at 2006年04月10日 17:21
ヤマメが苦手なんですか??
接続は間にあって良かった良かった。。。
列車だと荷物を運ぶのが大変ですよね。

柿田川 おほめいただきありがとうございます。
湧水量は減りつつあるみたい。
でもあの綺麗な水は守っていきたいですね。
Posted by いく@しずおか at 2006年04月10日 19:03
ヤマメに限らず小骨の多い「お頭ツキ」の食べ方が苦手です。
「ばあや」が身をほぐして取ってくれたら食べます(笑)

>列車だと荷物を運ぶのが大変ですよね。

ホント、ザックを担いで駅の階段を上ったり下りたり…。ガンバってます(笑)

柿田川湧水を見に行ったのは15年以上前かも。
あのアクアマリンのようなよどみの水の色と、ゆらゆら揺れて咲いていたバイカモが忘れられません。
現地でトラスト運動の募集をやっていました。
それでもやはり環境変化の影響を受けているでしょうね。
もう一度見に行きたいです。
Posted by Masako at 2006年04月10日 22:08
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