26年ぶりの旅「
日本秘湯を守る会」のキャンペーン企画(宿泊料金割引)を利用して、旧友と温泉旅行に出かけた。行き先は信州の中房温泉。温泉の湧出量、湯口が豊富なため内湯や露天風呂がたくさんあり、「温泉のデパート」と呼ばれる温泉宿である。3年前燕岳登山の折に一泊したが、当然半分のお風呂にさえ入りきれなかった。今回は登山をしないから温泉がメインの旅である。さて幾つのお風呂に入れるかな(^^)

同行した友は高校時代からの親友である。社会人になってからは、幾度も二人で一緒に旅をした。彼女が一足先に結婚したので、私は仕方なく一人旅をすることになった。そこで訪れたのが安曇野だった。互いの結婚、そして彼女の子育ての時期も終わり、26年ぶりに再び一緒に旅をすることになった。その旅先が安曇野であるというのも、何か因縁めいている。
※写真は1979年9月の穂高駅前

穂高駅に到着後
碌山美術館に行く。26年前の一人旅でも訪れている。碌山の作品を観賞していると、作品を見つめている26年前の"私"が側にいるような不思議な気分だった。年配者のグループが去った後、じっくり『デスペア』と向き合う。若かった"私"がこの作品に激しく心打たれなかったはずはないのに、何も覚えていないことが淋しい。

バスで中房温泉へ。マイクロバスの同乗者はかなりの年配者数人と、バックパックの外国人の若者二人だった。3年ぶりに燕岳登山口の前を通れば、蝶ヶ岳へと縦走した、あの日の朝の光景が思い浮かんでくるのだった。
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ホームページの山行記録「パノラマ銀座縦走 燕岳〜常念岳〜蝶ヶ岳」案内された部屋は意外にもツインルームの洋室で、間取りも広く居心地良さそう。バスを降りた時から時雨てきてはいたが、日が暮れる前に宿の周辺の散策をすることにした。
※中房温泉と安曇野の旅 その2へ続くその3まで計4ページあります。

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posted by Masako at 16:26
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