そこで問題なのが、現地の駅付近の食事処情報です。携帯電話コンテンツを含めたインターネットには「駅周辺のグルメ情報」が溢れている便利な世の中になりましたが、あくまで「駅周辺の」お店情報なので、乗り換え時間で利用できる近さにあるとは限りません。またネット上には全国主要駅の構内案内情報があり、なかには駅ビル内のお店を載せているウェブページもありますが、主要でもない駅の情報は極めて少ないです。旅行前の下調べで検索しまくり、情報があるページが見つからなければYahoo!地図を見ます。駅前に手頃なお店がなさそうなら、駅前コンビニがあるかないかまでチェック。場合によってはお昼ご飯を食べそこなうので必死です。でもたいへん(笑)
さて、8月22-24日で北八ヶ岳登山の旅行をしてきました。JR中央線茅野駅に11時25分に着き、ピラタスロープウェイ行きバス発車が25分後。今回は時間がないので茅野駅でお弁当を調達し、バスの中で食べることにしていました。実はJR中央線茅野駅には、駅弁マニアの間にも定評がある名物駅弁があります。「高原野菜とカツの弁当」と「信州名物野沢菜入りかつサンド」です。
《参考》
→丸政の駅弁ご案内
→駅弁案内処・茅野駅【茅野(ちの)駅の駅弁販売情報】
茅野駅は過去に何度も利用していますがこの駅弁を求めるチャンスはなかったので、ちょうど良い機会だし話の種に駅弁を買うことに決めていました。ところが茅野駅ホームの特急あずさを降りた位置周辺には駅弁販売店が見当たらず、改札の外の売店で買えるかと思い改札を出てしまいました。残念!改札の外のキヨスクには駅弁は置いてなく、売っているのはコンビニ風のおにぎりやお弁当だけ。なんか食欲をそそらないお弁当なので買うのはパス(笑)
お弁当を買えるお店が他にないかとキョロキョロしていると、「お助け隊」のバッジを付けたボランティアガイドのおじさんが、バス乗り場を探しているのかと勘違いして声をかけてくれました。お弁当を買える店を尋ねたら「キオスクだけ」とキッパリ。う〜ん。
で、バス乗り場(諏訪バスターミナル)がある駅前ビル「ベルビア」へ。ビル内店舗の案内図を頼りにビル内を駆けずり回り、たどり着いたのが1階にある「さいとう屋」さんというマーケットコーナー。奥のお弁当コーナーは種類も豊富で、巻き寿司・いなり寿司を求めました。外に出たら、なんだバス乗り場の真ん前じゃん(笑)
→茅野TMOサイバーモール「茅野駅前ベルビア」
ベルビア内にはベーカリーもあります。
「お助け隊」のおじさんもこういう情報を持っていて案内してくれたらグッジョブなんですが(笑)
続きで旅の終わりに昼食をして美味しかったレストランで、やはりベルビアにある「かんてん茶房きれい」をご紹介。
帰りの日の茅野駅でもちょうどお昼時。あずさ乗車まで1時間以上あったので、食事処を探しました。ベルビア内のお蕎麦やさん、レストランが休店であれ困った…。ところでベルビアの各入り口に立ててある「寒天の里」というのぼり旗が気になる…何だ?ポスターもあるので読んでみると…
角寒天が長野で製造されていることは知っていましたが、茅野市が角寒天の製造量日本一だとは知りませんでした。あとで調べると茅野商工会議所が『寒天の里』を登録商標していて、茅野駅西口広場には「寒天モニュメント」なんてものまであるそうです。
その寒天を使ったお料理のお店「かんてん茶房きれい」が1階西口側にあるとわかり、インフォメーションのお料理の写真も美味しそうなので行ってみることにしました。

お店の中に入ると入り口付近は寒天や寒天で作られたお菓子などの売り場コーナーで、奥に案内されると明るくてなかなか雰囲気が良いお店でした。

メニューを見るとお料理がいろいろあり迷いましたが、「色々な寒天料理が楽しめます」「この品数でカロリーたったの660kcal」というオススメメニュー「かんてんの里御膳」を注文。メインはごまだれとおろしポン酢付きのハンバーグ。マッシュしたかぼちゃサラダ、揚げ春巻、にんじんとのきんぴら、煮こごりなどなど。揚げ春巻の具が淡い甘さが付いた牛乳寒天と野菜なのですが、これが不思議な美味しさ。そして生ハムと生野菜を巻いたベトナム生春巻き風のオードブルは、ライスペーパーに替えて寒天が使われていました。もちろんお味噌汁の実にも寒天。五穀米のご飯以外のお料理全てに寒天が使われているのに違和感は全くなく、とても美味しく頂きました。
メニューにあるデザートが気になって気になって仕方がなかったけど、電車の発車時間もあるので我慢して席を立ちました(笑)
→かんてん茶房きれいのご案内
観光旅行や登山で茅野駅を利用する人のなかに、お弁当や美味しいパンが買いたい人、乗り換え時間の合間に近くで食事をしたい人がいれば、何かの役に立つかもと思い「情報」を書いてみました。
→北八ヶ岳(北横岳・縞枯山)の記録はこちら

道路沿いでどの店に入ろうか<るるぶ>と<ナビ>ですね。
やはり無いとコンビニ弁当になります。
駅弁の調達って(^_^) これは私達にとっても一案です。
頭の中に入れておきますね(^_^)
へえ、マイカー利用でもやはり調べたりするんですね。
昔は駅弁売りがホームを歩いて売りに来て、列車の窓から買ったものですが
今は特急電車のワゴン売りが主ですね。
駅売りは大きな駅の売店にしか売っていません。
茅野のように名物弁当がある場合のみ、ホームで売っています。
北八ツですがやっと北横岳に登って来ましたよー。
晴れというほどのお天気じゃなかったのに、展望はバッチリでした(^^)
せっかくだから、美味しい物を食べたいですよね。
お目当てのお弁当は買えなかったみたいだけど
駅ビルでいろいろ買えて良かった。
そう思うと、富士登山に来て、三島北口で下りた人、、そっけない駅前で驚くかもなあ、、
最近でこそ、箱根ベーカリーとかちょっとしたパン屋はできましたが〜。
おたすけ隊のおじさんって、、やっぱり主婦の人とかの方が、お弁当情報は知ってそう。
駅弁って今では、スーパーやデパートの駅弁大会での売り上げもかなりあるのでは、、、と思います。
「高原野菜とカツの弁当」と「信州名物野沢菜入りかつサンド」を見かけたら、買ってしまうかも(笑)
地方の大きくない駅でいろいろ期待する方が無理なんですけどね(笑)
私は山じゃご飯モノが食べにくいので、主にパンなんです。
駅傍ベーカリーは大助かり。だけどたいていあらかじめ用意していくけど。
茅野名物駅弁は食べてないので味の保障はいたしませんが(笑)
帰りのホームでは売店にそのお弁当が売ってたんだけど。
お昼を済ませてお腹いっぱいで買わなかったのをちょっと後悔。