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2009年09月09日

奈良田温泉 白根館

白根館 玄関白根三山の麓にある奈良田温泉の「白根館」は、日本秘湯の会会員宿です。高アルカリ泉の良質な源泉を持ち評判が良くて人気が高い旅館です。数年前から3回ほど予約の電話を入れたことがありますが、休前日はいつも満室で宿泊するチャンスに恵まれませんでした。この夏仙丈ヶ岳登山を念頭に置き、日本秘湯の会ウェブサイトで白根館の空室案内をチェックしてみると、なんと予約が取れそう。速攻で予約申請をしてから気がつきました。登山客の場合は電話で予約して欲しいとの注意書きがありました。すぐさま電話で予約し直しました。

※宿泊したのは今年2009年7月下旬です。



奈良田温泉 白根館

奈良田温泉 白根館長年の念願だった秘湯はもっと山奥の一軒宿かと思っていましたが、奈良田バス発着所に近く車道に面して建ち案外便利な場所にありました。


《温泉》 さっそくお風呂へ。露天風呂と温泉棟の通路の照明がランプ風で情緒も満点。

※青枠がある写真はクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウはドラッグして移動することができます。

温泉棟案内
温泉棟案内
温泉棟の通路
温泉棟の通路


源泉と岩清水の飲泉所
源泉と岩清水の飲泉所
通路の突き当たりに源泉と岩清水の飲泉所がありました。飲泉可能というのは新鮮な源泉の証拠です。飲んでみると硫黄の香りがしてゆで卵の味…しかもほんのりと甘いのでびっくりしました。


お風呂は内湯が2つとタイプが違う露天風呂が2つあり、夕食時間の後で男女の利用を入れ替えます。

露天風呂付きの内湯
露天風呂付きの内湯
石造り露天風呂
石造り露天風呂


浴室に入ると硫黄臭がしました。内湯は源泉を熱交換方式で適温にし一切水を加えていないそうです。浴槽の縁から自然に溢れている完全な掛け流し。露天風呂、特に桧の湯は山の秘湯の雰囲気を押し出した造りで、周囲の絶景という重要なポイントがなくても満足がゆきます。

露天風呂なし内湯
露天風呂なし内湯
桧露天風呂
桧露天風呂


『透明、グリーン、白濁と天候気温等により色が変わる七不思議の湯』ということですが、一日おいての二泊三日の逗留では天気が同じような曇り・雨だったせいか、残念ながら顕著な違いはわかりませんでした。基本は緑がかった透明で、多少白濁しているような気がするときもあったぐらい。それにしてもアルカリ度が高い温泉の特徴であるこのヌルヌル感、トロミ感はたまりません。泡付きもあり、浴後はお肌がすべすべ。この絶品の湯は一度入湯すると忘れられません。リピーターが多いのも頷けます。


《お料理》 ご主人は元々猟師だそうで、壁に熊の毛皮が掛かった食事処のテーブルには、猟で獲れた鹿や猪の肉料理も並びます。そして野菜は山菜・野草が中心で、山の恵みにこだわったお料理がとても美味しかったです。

壁に熊の毛皮
壁に熊の毛皮
鹿肉の冷しゃぶ
鹿肉の冷しゃぶ


手作りこんにゃく刺身特に頬が落ちた料理を挙げると、ヤマメの刺身、手作り湯葉刺身、手作りこんにゃく刺身…カラッと揚がった天ぷらも。朝食には蕎麦の実入りの温泉粥が付いていて(別に白いご飯もあり)、これでまた白根館の好感度が上がってしまいました。


ヤマメの刺身
ヤマメの刺身
朝食の温泉粥
朝食の温泉粥


そしてヤマメの塩焼きに添えられていた「フキノトウ味噌」が絶品!ほろ苦さに深みがあり、少し入った唐辛子の辛みがちょうど良い。白いご飯のおかずとして頂くと、ご飯が進んでしまいます。お土産で求めたいと思うほど美味なのでフロントにいらしたご主人に尋ねましたが、手作りのため販売はしていませんとのこと。「フキノトウ味噌」は周辺の各家で味が違うそうで、白根館では隠し味にヤマメも使っているなどのお話しを伺い味の深みに納得。

温泉の力と山の恵みを存分に活かした料理と、人当たりがよいご主人の人柄とで、期待を裏切らない宿でした。

※仙丈ヶ岳の山行記録は→仙丈ヶ岳(2009年7月27-28日山行)
タグ:温泉

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posted by Masako at 16:01 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ここの温泉には是非入ってみたいです。泊まってもみたいですね。
白濁する温泉も好きですが、硫黄臭がほんのりあってという温泉が
好きです。ここはトロミ感が有るという。益々、入りたいです(^_^)

別の話ですが、ツイッターで田部井さんのお話がありましたね。
病気をされたお話には驚きました。

教育テレビの趣味悠々では「登山教室」を今していますね。
当県にも来月にお越しいただき講演があります。
定員ぎりぎりで、その日に話が聞けるので楽しみにしています。
Posted by 睦月 at 2009年09月10日 21:40
睦月さん、こんばんは。
奈良田温泉は日帰り入浴施設もあるので、温泉だけ入りに行くという手もあります(笑)
けれどお料理が美味しいし、温泉も日帰り入浴施設よりこの旅館の方が質が良いと思うので是非宿泊をお奨めします。
マイカーだとわりと楽に登れる櫛形山とセットにしても良いと思います。

田部井さんの講演に行くのですか。いいですねー。
テレビのインタビュー番組で乳がんの話をされていましたが
自分で見つけて検査を受けたとき「あ、きたかぁ」と淡々と受け止められたと仰っていました。
皆「スゴイ」と思うところでしょうが、私は
「あ、私は田部井さんに似ている」と思ったんですよ(笑)

趣味悠々は見ていないのですが、たまたま昼間の再放送を見たことがあり
なかなか良い番組になっていると思いました。

ところで先月下旬にやっと北横岳に登って来ました。
睦月さんの昨年の記録をまた見に行ったら、展望はあまりご覧になれなかったのですねえ。
私は日頃の行いが良いので(???)、バッチリでした(笑)
Posted by Masako at 2009年09月10日 22:20
もう一度、登場です(^_^)

「やや!!」私の記録が参考になった???
本当なんですか(^_^) 嬉しいです。

夏の山、最後に晴れて良かったですね〜♪
普段の行いがバッチりなんですよ(^_^)
Masakoさんの記録はすぐに見させてもらったのですが、自分の体がすっきりしなくて、
コメントしても冴えないなあ〜と、読み逃げしていました。ごめんm(__)m

横岳ヒョッテ…良いですね〜。あのたたずまいが好きです。

奈良田温泉、今さっき 主人にインプット!しました。

まったく関係無い話
今日、お医者を変えて、今まで長いこと診てもらっていた内科医に行ってきました。
咳の原因が分かりました。アレルギーの症状なんですって…
^^;…喘息というんだよね! そういう言葉を使うのはいやなんだな^^;

Masakoさんは秋のアレルギーは大丈夫ですか?

Posted by 睦月 at 2009年09月10日 23:17
ええっ!体調を崩されていたのですか。気づかなくてごめんなさい。

アレルギー性喘息、それはやっかいなのを背負い込まれてしまいましたね…。
私は大丈夫なのですが、母が数年前から喘息持ちになりました。
気候、時間帯、体調といろいろな条件でときに苦しむこともあるようです。
実は夫も前にアレルギー性喘息と診断されています。
普段は咳はしませんが、お酒を過ごすと咳が止まらなくなります。
年をとれば誰でもいろいろ不具合が出てくるし
喘息もそのひとつなんでしょうね。

新型インフルに罹るとたいへんなので、疲れないようにのんびりと暮らして
外出の際にはくれぐれも感染に気をつけてくださいね。
Posted by Masako at 2009年09月10日 23:38
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