→蔵やしき野の花畑
《参考》
→猿ヶ京温泉旅館協同組合
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猿ヶ京温泉には12年前にも宿泊しているが、当時には今回泊まった「蔵やしき野の花畑」のようなタイプの旅館はなかったかもしれない。センスが良い作りの建物。こぢんまりして団体向きではない収容規模。落ち着いていてしかも安らげる雰囲気。“手作り”や“有機栽培”などにこだわった食材の料理。このような宿は、間違いなく女性客受けする。私自身も好みのタイプのひとつである。
ただ、最近こういうセールスポイントの旅館は増えているので珍しくなくなり、印象が薄くなってしまうのも事実である。

猿ヶ京温泉の温泉成分はカルシウム・ナトリウム - 硫酸塩温泉。肌に優しく良く暖まる泉質である。露天風呂は循環だが、内湯は掛け流し。源泉温度が高いので加水しているとのこと。加水・加温の情報をありのまま表示しているのは好感が持てる。


今回は夕食、朝食ともに写真撮影をしてこなかったので悪しからず(笑)
もちろんお料理は悪くないけど、特に挙げるなら、やはり仕込み味噌の味噌汁の味と、自家製漬け物。朝ご飯が進む進む。
江戸時代に建築された養蚕古民家を再生し、宿泊客の憩いの場「くつろぎの家」として開放している。縁側に白菜が干してあり、土間には漬け物桶がたくさん置いてあった。あの美味しかった漬け物は、ここで作られているようだ。


翌日は天気が良ければ大峰山に登るとか、法師温泉から赤沢林道を少し歩いてみようかなどプランはあった。しかしあいにく曇りになってしまったので、赤沢湖を半周する湖畔遊歩道を軽く散策して帰宅することにした。
旅館をチェックアウトするとき遊歩道への行き方を尋ねたところ、女将さんが道路にまで出て丁寧に道順を説明してくれた。その応対ぶりにこの旅館のサービスのポリシーを感じた。
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-- 赤谷湖湖畔遊歩道散策 --



赤谷湖湖畔遊歩道は赤谷湖の東側に沿って湖を半周している。
橋からちょっとした渓谷を覗く。もう少し紅葉が進んでいれば良かったが…。遊歩道なのだから“お散歩”ペースで歩く。


赤谷湖の向こうにそびえるのは、前日歩いた唐沢山のようである。やがて湖の南端「相俣ダム」に到着。宿からゆっくり歩いても1時間弱だった。ダムの上は国道に面した公園になっていて、上毛高原行きバスの停留所がある。メモしてきたバスダイヤを見たら、バスがすぐ来る時間。公園にある上杉謙信ゆかりの「謙信の逆さ桜」を見る時間はなかったが、グッドタイミングではあった。

手作りで安心できるお料理は、必須ですよね。
このごろ外食が恐いです。
三国路遊歩道 落ち葉がいっぱいで気持ち良さそう。
妖怪がいたとは思えないほど、のどかな道ですよね〜。
ハイ、素敵なお宿でした。
でも素敵だからといって高いわけじゃありませんよ(^^)
外食もコワイですが、コンビニのおにぎりもコワイですね。
でも、ハイキングのランチはコンビニの稲荷寿司でした(笑)
三国路自然歩道は前半は楽ちん、後半は少々登降がキツメですが、気持ちがよい道でした。
雪が多いので昔は雪崩での遭難で亡くなる通行人も多く、
それを昔の人は妖怪の仕業と思っていたんでしょうねえ。