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2008年11月07日

紅葉の三国路自然歩道

11月2日に群馬県の三国路自然歩道を歩いてきました。三国路自然歩道は一般的に三国峠と永井宿を結ぶコースを言い、旧三国街道の一部を歩きます。また与謝野鉄幹・晶子、若山牧水、川端康成、北原白秋など多くの文学者が旅をした峠道です。私たちは三国峠に登ってから三国路自然歩道を永井宿との分岐まで歩き、コースを治部歩道に取り猿ヶ京温泉へ下山しました。コースは約10.5q、所要標準タイム4時間30分です。

《参考》
みなかみ町観光情報
※自治体の公式サイトでの三国路自然歩道についての詳しいコース紹介は、残念ながら今現在ネット上にはないようです。
◎ガイドブック『いで湯を楽しむ100山(関東近辺)』- 三国峠路/実業之日本社発行
関東近辺 いで湯を楽しむ100山―山歩きを満喫、温泉で疲れを癒す最高のコース完全ガイド (ブルーガイドハイカー)
◎新治村観光協会発行のパンフレット「三国峠」

《MAP》今回はSeesaaブログの地図貼り込み機能を使ってみました。

※青枠がある写真はクリックするとサブウィンドウで拡大表示。サブウィンドウはドラッグして移動することができます。

コース入り口
コース入り口
上毛高原駅からバスで猿ヶ京(終点)へ。法師温泉からあるいは永井宿から登る場合は、みなかみ町の町営バスを利用する。私たちは三国トンネル手前の登山口から登るためタクシーを利用した。バス終点停留所の向かいにタクシー営業所(新治タクシー)がある。予約しておいた方が無難。コース入り口は三国トンネル手前の上越橋を渡って右側。

雑木林の紅葉
雑木林の紅葉
紅葉した自然林のなかを30分ほど登ると三国路自然歩道に上がる。左に三国峠へブナの林の中を進む。楽しみにしていたブナの黄葉は終わってしまっていて残念。


-- 三国峠 --

三国峠 三国山と御阪三社神社
三国峠 三国山と御阪三社神社
三国峠からの苗場山(望遠で)
三国峠からの苗場山(望遠で)


三国峠の神社前の広場にはベンチがあり、憩うのに最適。北西に山頂が平らな苗場山が眺められるが、木立が邪魔をして残念。尾根通しに平標山へ登れる三国山はすぐ目前で、登っておいでと誘っているように見える。しかし居合わせた登山者の話では、見えるのは山頂ではなく中腹で、山頂はまだ少し先だとのこと。ニッコウキスゲの群生が花盛りになる頃に登ってみたい。

-- 三国路自然歩道(旧三国街道) --
登って来た分岐まで戻り、いよいよ三国路自然歩道を行く。ブナはすっかり葉を落としてしまっていた。厚く落ち葉が積もった道は足に優しい。
三国路自然歩道(旧三国街道)
三国路自然歩道(旧三国街道)
長岡藩士遭難の墓
長岡藩士遭難の墓

1760年2月、長岡藩士7名が江戸で捕らえた犯人を唐丸カゴに入れて護送中に、峠付近で表層雪崩に遭い遭難。藩士たちの墓がある。犯人と人足たちは雪崩に巻き込まれず助かったとか。「犯人は逃げちゃったんだろうねえ」などと、たわいもない会話をしながらのんびり歩く。

あずま屋
あずま屋
国道17号線の三国トンネルより少し猿ヶ京寄りにもコース登山口があり、そこから登ってくるとこのあずま屋に出る。
あずま屋は日陰になっていたので、少し先のベンチでランチにした。道は良く整備されていてきついアップダウンもない。カラマツの黄葉はちょうど見頃。赤く色づいているのはハウチワカエデ。この先大般若塚まではベンチが多かった。

カラマツの黄葉08.11.07_09.jpg

-- 大般若塚 --
気持ちよく歩いているうちに大般若塚に着いた。昔三国峠に出没した妖怪を封じ込めるための供養塔をここに建立し、以来妖怪は現れなくなったという謂われがある。またここは戊辰戦争古戦場跡でもある。
大般若塚
大般若塚
永井宿への道
永井宿への道

まっすぐ進めば永井宿に至る。昔の宿場町の面影を残しているという永井宿を訪ねてみたいが、私たちはここで「三国路自然歩道」とはお別れ。目の前の急坂に備えて休憩。ほんのひと登りだが、まさに胸突き八丁の坂(斜度30度くらい?)。

-- 治部歩道 --

治部歩道
治部歩道
治部歩道は永井宿に対抗して猿ヶ京の人たちが開いた道だとか。しばらくは三国路自然歩道と同じに広くて平坦な、ヒノキ林だったりクヌギやミズナラの自然林が気持ちがよい道だ。マウンテンバイクの3人が私たちを追い抜いていった。南の谷側に赤城山・榛名山などが展望出来るらしいが、木立が邪魔をし、おまけに午後から少し曇ってきて見えなかった。

唐沢山に近づくにつれて何度もアップダウンが現れ、道も幾分細くなる。唐沢山のピークは巻くのだが、山頂肩から鞍部まで等高線ぶっちぎりの急坂を下ったりもする。

さっと陽が差し込んで、周りの紅葉が鮮やかになった瞬間を狙って撮影。この日一番美しい紅葉だった。
鮮やかな紅葉
鮮やかな紅葉
落ち葉を踏みしめ
落ち葉を踏みしめ

落ち葉の絨毯の道は、ふかふかで気持ちがよい。だが、落ち葉に隠れた石に足を下ろしてバランスを崩したり、湿った落ち葉は滑りやすいので要注意。主三角点がある上ノ山で一休み。またまた急登。このあたりはアップダウンがめちゃくちゃきつい。

実は私たちは、12年前にも猿ヶ京温泉からこのコース途中まで登ったことがある。ゴールデンウィークだったが所々残雪があり、急坂の下りに手こずって引き返した。今回逆コースでその地点までやってきて感慨深かった。そのときの記憶にもある鉄塔に着いた。12年前はここからの谷川岳の眺めに感激したが、更に曇ってしまい遠望が効かなかった。鉄塔からはジグザクの道で一気に下り、山麓にある牧場を通り車道に出る。鉄塔からはおよそ35分、…のはずなのだが、1時間かかってしまった。思いの外きつかったアップダウンが久しぶりだったため、足の筋肉がパンパン(笑)。約30分の車道歩きで関所跡(バス停)に出られる。

 ※詳しい山行記録→三国路自然歩道(2008年11月2日山行)

 ※宿泊した旅館猿ヶ京温泉「蔵やしき 野の花畑」については次の記事
タグ: 登山

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posted by Masako at 14:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
尾瀬も近いですよね。
紅葉いいですね
来週は一人で近くのお山に登ってきますよ。
拙者も紅葉・冬枯れ、もってこいのプロジェクト始めました。
それにしても、いつもながら懇切丁寧
感服いたします。
Posted by FieldTourer at 2008年11月09日 06:49
FieldTourerさん
こういう里山の紅葉も和みます。
でもハイキングコースだって侮れません。
翌日はかなりな筋肉痛でした(^^;
歩く人が少ないコースなので、丁寧に紹介してみましたよ(^^)

「紅葉・冬枯れ、もってこいのプロジェクト」…気になります。なんだろ。
実は私もビックプロジェクト遂行が間近なのですよ(ナイショ)
来週、告知があるかも…うふふ。
Posted by Masako at 2008年11月09日 15:48
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