新着記事
2008年12月22日

ネパールの旅(6) - ルクラ

【6日目 11月27日】 ホテル・エベレスト・ビュー→(徒歩)→シャンボチェ→(ヘリコプター)→ルクラ→(双発機)→カトマンズ/ホテル・ヒマラヤ泊

6日目の記録はルクラを中心に紹介。

※青枠がある写真はクリックするとサブウィンドウで拡大表示。サブウィンドウはドラッグして移動できます。

振り返るとエベレストが…
振り返るとエベレストが…
2日間の大展望を堪能してカトマンズに下りる日。7時ホテル出発。ホテルを出てすぐカモシカの群れを見たり、振り返れば早朝の雲がかからないエベレストとローツェがくっきり見えるしで、後ろ髪引かれつつシャンボチェ飛行場へ。
※写真は朝早くて山腹に日が差さず、暗くなってしまった失敗作(笑)


--- ルクラ(Lukla)---

ルクラ空港に着陸ルクラのキャベツ畑
ルクラのキャベツ畑


で、ルクラに着陸。ヘリの影、わかるかな(笑)
ルクラ空港では往きでは曇って見えなかった三角錐の高い山が望めた。コンデ・リの一部とか。搭乗手続きをしてもらっている間、私たちは空港隣のロッジのカフェでお茶してのんびり。窓から見下ろすと下はキャベツ畑。菜の花も咲いていてのどか。緑が少ない標高4000mから下りてくると、みずみずしい緑を見るとホッとする。とはいえ、実はルクラの標高は2827mもある。緯度が高い日本なら北アルプスの標高なので、キャベツ畑が不思議な感じもする。

ルクラを散策
ルクラを散策
搭乗受付開始まで時間があるので、ルクラを散策することに。メインストリートの歩き始めしか撮影してこなかったので、この写真では閑散として見えるが実は賑やか。ルクラはヒマラヤトレッキング・登山の起点である村なので、外国からのトレッカーを対象としたロッジ、レストラン、土産物屋、登山用品店、インターネットカフェなどが軒を並べる。

なかにはローカルフードのスナックを売っているお店も。ネパールではカトマンズでもポカラでも、やたら揚げパンみたいなものを売っているお店や屋台を見かけた。帰国して調べたら、以下のようなページを発見。
ネパールの人たちは一日2食が基本、と聞くと「えぇっ?」と驚かれる方も少ないと思います。筆者も最初に聞いた時は驚きました。たった二度の食事で大丈夫なのかな?というのがホンネです。でも実際ネパールの人たちと一緒に時を過ごしているとなるほど納得。
ダルバート(ご飯とスープ、それにおかず)をキチンと摂るのが「食事」であり、コレとは別に日に2〜3回お茶と一緒にモモ(ネパール風餃子)や揚パンをおやつにして食べる習慣が根付いているのです。
Tony's Net Home>ネパールガイド>ネパール料理攻略法>シェル・ロッティ ティータイムのおやつ ネパール風揚パン

写真ではネパール風揚パン「シェル・ロッティ」と揚げ餃子かも。こういうローカルフードも試してみたかったけど、今回は叶わず。
続きを読む
posted by Masako at 18:07 | Comment(2) | TrackBack(1) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年12月18日

ネパールの旅(5) - クンデピーク登頂

【5日目 11月26日】 クンデピーク登頂(ホテル・エベレスト・ビューから往復) ホテル・エベレスト・ビュー泊

※写真はクリックするとサブウィンドウで拡大表示。サブウィンドウはドラッグして移動できます。

モルゲンロートと山頂光
モルゲンロートと山頂光
夜明けのドラマのクライマックスシーンは6時半前後。そのため6時のモーニングコール前に起床し身繕いを完了。屋上展望台へ急ぐ。
ホテル・エベレスト・ビューから見てエベレストは北東にあるので、エベレストのモルゲンロートは見られないが、右側斜面が僅かに赤く染まる。エベレスト側の展望のドラマが終わると、反対側のコンデ・リ、パルチャモ(Parchamo 6187m)、テンギラギタウに目を移す。雪のピークや斜面に赤が差す。やがてそれは来光を反射して強く輝きだす。その美しさは言葉で言い尽くせない。

《解説》 モルゲンロート:ドイツ語/登山用語 朝日を受けて雲や高山が赤やバラ色に染まること。朝焼け。夕日を受けて染まる夕焼けは「アーベントロート」。朝日・夕日を受けて山頂部が金色に輝く現象は「山頂光」。

この日は自由行動日。もちろん終日ホテルでゆっくりしていても良いが、3つのオプショナルツアーが用意されている。いずれもホテル・エベレスト・ビュー専属のスタッフガイドが同行する、ホテル自体が催行するツアーなのでツアー参加者は無料である。
クンデピーク登頂コース(健脚者向き)/標高約4200mのクンデピークに登る〔往復歩 約6時間〕
クムジュン、クンデ村ゆったり散策(一般向き)/イエティ(雪男)の頭皮を奉った僧院やヒラリー卿が造った学校などの散策〔往復歩 約3時間〕
タンボチェ・ホーストレッキング/クーンブ地方のチベット仏教総本山タンボチェ僧院探訪〔往復馬 約6時間〕

同行の友人は「クムジュン、クンデ村ゆったり散策」に参加するが、私は「クンデピーク登頂コース」に参加することにした。標高4200mといっても険しいコースではなさそうで、心配なのは空気の薄さだけ。日本で標高4200mに登る機会はなく、たった300m程度の標高差を登るだけで4200mに立つことができる滅多にないチャンスだ。

クンデピーク(Khunde Peak)とはどんな山?
クンデピークという山があるわけではなく、クンデ村の外れにそびえる尾根のひとつのピークを「クンデピーク」としている。村の住民の家畜であるヤクの放牧場だったり、お墓や仏塔があったり、村を上から見守っている。日本で言えば村の鎮守様を奉り芝を刈ったりする、村の「裏山」「里山」の存在に当たるのかも。

クンデピーク
クンデピーク
←画像クリックで拡大

ホテル・エベレスト・ビューからはいったんクムジュン村に下り、クムジュン、クンデ村を通り抜けて、クンデ村の再奥はずれに建つお寺脇からとりつく。しばらくはつづれ折りに登り、その後トラバースして展望台がある尾根上へ。展望台からは尾根伝いにクンデピークへと登る。

エベレストの眺め
エベレストの眺め
8時出発。雲ひとつない快晴!朝なのでエベレスト(Everest 8850m)とローツェ(Lhotse 8516m)の頂きに湧く雲も少なく、タウツェ(Tawetse 6501m)が大きくそびえ実に素晴らしい展望。ホテルが建つ丘をクムジュン村へと下りる。丘はシャクナゲやシラビソの木が繁り、ドウダンツツジのような灌木が紅葉していた。

1時間弱で、立派な仏塔があるクムジュン村が見えてきた。クムジュン、クンデはシェルパ族の人たちの村で、彼らの聖なる山クーンビラ(Khumbila 5761m)が村を見守るようにそびえている。
《解説》クーンビラ:日本語の金毘羅(こんぴら)はこの“クーンビラ”(サンスクリット語)が語源。この地方のシエルパ族が聖山として崇めているため、登山禁止(何人も登ることは許されない)になっている。
続きを読む
posted by Masako at 19:49 | Comment(2) | TrackBack(1) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年12月14日

ネパールの旅(4) - ホテル・エベレスト・ビュー

【4日目 11月25日】 ナムチェ→シャンボチェ・ホテル・エベレスト・ビュー ホテル・エベレスト・ビュー泊

※写真はクリックするとサブウィンドウで拡大表示。サブウィンドウはドラッグして移動できます。

夜明け前に起き、窓のカーテンを開けて息をのんだ。まだ暗い夜明け前の空に、コンデ・リが浮かび上がっていた。左のピーク、コンデ・リ5峰の右上に星がひとつ…。現実とは思えないような神秘的な光景だった。

ロッジの朝はガイドさんが部屋に届けてくれるモーニングティーで始まる。6時のモーニングティーを頂いてから、玄関前の広場に飛び出した。三日月が浮かぶ空にタムセルクのシルエット。北側の雲も徐々に切れてきて、クスムカングル(Kusum Kanguru 6367m)の3つの峰が姿を現し始めた。前日は全く見えなかったナムチェを取り巻くヒマラヤに、夢中になってシャッターを切った。

コンデ・リ
コンデ・リ
8時出発。空は既にヒマラヤンブルー。シャンボチェ飛行場への山道をゆっくりペースで小1時間ほど登ると、ナムチェは眼下になり逆光のタムセルク(Thamseruk 6623m)がせり上がってくる。休憩を取って、再び時々息を整えながらゆっくり登る。正面行く手に聖なる山クーンビラの山頂部が見える。青空に眩しいくらいに真っ白なテンギラギタウ(Tengiragitau 6943m)とパルチャモ(Parchamo 6187m)も。山の端に隠れていたコンデ・リが、迫力ある全容を現した。

《解説》 コンデ・リ:(Kongde Ri):正式名クワンデ(Kwangde)主峰の標高は6730m

はためくタルチョーとタムセルク
はためくタルチョーとタムセルク
飛行場へは行かずに、直接シャンボチェの丘に登っていった。ちょっとした短い急登でも息が上がってしまう。「丘」の上は気持ちが良い草原で、タルチョーがはためいていた。タムセルクを背景にして、いかにもヒマラヤらしい景色に心が躍った。

《解説》 タルチョー:経文が書かれた五色の祈願旗。魔除けとお祈りの旗

ついにエベレストが!
ついにエベレストが!
丘の右肩に建つロッジを回り込んだとき、思わず「あ!エベレスト!」と歓声を上げた。右からアマダブラム(Ama Dablam 6812m)、ローツェ(Lhotse 8516m)、そして左のヌプツェ(Nuptse 7864m)の稜線から覗くエベレスト(Everest 8850m)。少し進むと草原があり、このビューポイントでは当然撮影大会(笑)

この時期では高山植物の花を見ることはできないと思っていたが、所々にリンドウが咲いていた。丘に登ってしまえば、あとは緩やかで快適なトラバース道。展望を楽しみながら歩いて行くとホテル・エベレスト・ビューの入り口への階段が見えてきた。ゆっくりゆっくり登り、3時間はかからず、“世界で一番標高の高い場所に建つホテル”に到着。
続きを読む
posted by Masako at 14:16 | Comment(2) | TrackBack(1) | 旅・山旅・温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする